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2004.03.12

ちょっと遅いんじゃない?

[読売新聞社:2004年03月12日 03時29分]



(引用開始)

内視鏡手術事故防げ…九大に国内初の医師訓練施設(読売新聞)


 九州大大学院医学研究院は新年度、医療の幅広い分野で普及が進む内視鏡外科手術について、専門に教育・研究する講座と、年間1000人の外科医が受講できるトレーニングセンター(訓練施設)を新設する。手術の普及に対し、内視鏡を使う医師の技術が追いつかず、全国的に医療事故が相次いでいることから取り組むことにした。本格的な研究教育施設は国内初という。

 新講座名は「次世代低侵襲(患者への低負担)治療学」で、4月に開設する。九州大と手術用ロボットなどの共同研究を行っている日立製作所(東京)が研究費として5000万円(2年)を支援する。

 外部の医療機関から助教授1人、助手2人を招き、最先端の内視鏡外科手術に習熟した臨床医、研究者の育成システムや、内視鏡外科の技術開発の研究などを行う。

 「内視鏡外科トレーニングセンター」は9月スタートを目指す。日立製作所が手術支援ロボットなどの機材を提供するほか、専従研究員を派遣。「基礎」「応用」「先端」などコース別に、年間1000人の受講者を受け入れる。アジアにはこの種の施設がないことから、韓国、台湾、シンガポールなどからも受け入れる。

 内視鏡外科手術の技術指導をしている橋爪誠・九州大大学院教授は「内視鏡外科手術には訓練が必要だが、現状は教育システムがない。アジア諸国からも要望が多く、訓練教育拠点にしたい」と話す。

 日本内視鏡外科学会技術認定制度委員長の山川達郎帝京大医学部名誉教授は「事故の多くは外科医の技術、経験不足が原因。九大の取り組みが全国に広がるような運営をしてほしい」と期待している。

 内視鏡外科手術をめぐっては、東京慈恵会医科大付属青戸病院(東京)の医師3人が、執刀医としての経験がなかった内視鏡外科手術を行い患者を死亡させたとして業務上過失致死容疑で昨年9月、逮捕された。

 ◆内視鏡外科手術=体に直径3―10ミリの傷口を3、4か所開け、先端に小型カメラやはさみなどを付けた管状の術具を患者の体内に入れ、モニター映像を見ながら操作。外科医が臓器を直接触ったりできないが、通常の手術より患者への負担が少なく回復も早い。国内では1990年以降、急速に普及。日本内視鏡外科学会によると、国内では93年に2万件、95年に3万件、2001年は6万件に達した。特に胆のう摘出手術は同年、全体の84%を占めた。

(引用終了)


 ため息が出ます。確かに、必要な取り組みですが、対応が遅すぎる!それも、まだ九大だけ?全国の大学病院、総合病院で行われている施術で、このような訓練施設は1つだけ・・・。認識が甘いんじゃないかな~、と思います。

 とはいえ、臨床検査技師も国家試験を通ってから臨床に就職した場合、そこから新たな勉強が始まります。でも、画像診断や病理診断にかかわってくるところは、更に資格がないと扱えないようなシステムになっています。医師の場合、学会に入会するだけで、医師免許を取った後のステップってないですよね。こういうところは妙に職人気質というか、なんというか、「経験が物を言う」状態だと思います。

 それでもいいんですけど、実際問題、経験不足のための事故が多発しています。人の命を扱っていますから、職人になるために、いっぱい経験を積まなきゃいけないのはわかりますが、人体で失敗していたら困り物です。

 難しい問題ですが、早く「プロフェッショナル」が沢山誕生するのを祈るばかりです。

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