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2007.01.12

細胞の話

 1年間某部署に出向していた上司が帰って来ました。やっと帰ってきたよぅ。一人で実験つらかったよぅ。お帰りなさい~!!!

 で、早速研究室の職員が持ち回りで講師している市民大学?カルチャーセンター?の講義用スライド(パワーポイント)を作っています。

 現役高校生だと生物やっているだろうし、生物を専門としている大学生、大学院生に教えるのはある程度慣れている上司ですが、一般向けとなると大変みたいです。

 私も昔、おじさんおばさんに免疫の話とか、インフルエンザの話をしたことがあります。インフルエンザと風邪の違いとか、予防接種とアトピーの違いとかね。そのときつらかったのが、おじいちゃま、おばあちゃまに多いのですが、自分の病院での体験をぶつけてくること。私は医者じゃないから知らん!ってのが心の中での叫びですが、立場上口には出せなかったので、「他の病院に行くことをお勧めします」とか言って曖昧にしちゃいました。本筋と違う質問だったしねぇ・・・。

 やはり一般向けの講演では同じような現象が起こっているらしく、例えば癌の話題を出すと、その癌の患者さんが質疑応答中マイクを離さなかったり、メタボリックな話題では、それで悩んでいる方のお悩み相談にヘタをするとなってしまうらしいのです。向上心があって講座に来る裏には、そういう悩みがあるのも分かります。が、医師が行う講座じゃないので、困る部分は過分にあると思います。

#そういえば、友人が起業に関する講演会をしたら、「会社を建て直すためにはどうしたらいいか?」みたいな質問が出て困った、と言う話をしていたのを思い出しました。そんなのは質問されてもこまりますよねぇ。

 件の上司、まず、人間の身体がいくつの細胞からできあがっているかから話をする決意をしたらしく、「60兆って2の何乗?」とか聞いてきます。まぁ、一つの細胞が2→4→8→16→・・・と増えていくわけですからそういう話になるわけですけど、45~46乗くらいで60兆になるようです。

 前の職場の上司も一般公開で同じような話をしていて、その上司は60兆を並べるとどれ位の大きさになるか、を紹介してました。富士山の半分とかだったような・・・。

 遺伝の話をするときは、私は数字の羅列と電話番号で説明をしています。皆さん、どういう理解をしていますか?

 専門性が高い話をその分野ではない人に話すとき、どうしたらいいんでしょうね~。嘘は言えないけど、詳しく話すにはバックグラウンドが無い場合、ツールがないのだから・・・、困りますよね。

 上司がどの様な説明スライドを作るのか楽しみです。

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コメント

そうなんです、たまひよの妊娠ブックには、
妊娠から2ヶ月くらいまでに、
卵細胞は、単細生物からほ乳類までの進化を一気に遂げる、と書いてありました。
3ヶ月目くらいには、もうすでに人間のミニ型ができあがってるんですよねー。
その後は、必要な器官がそれぞれ成長に合わせた成長=分裂をしていくんでしょうねぇ。

月々の予想体重は母子手帳に記録されますよ。
よかったら、見てみる(笑)?
でも、出来婚だったので4ヶ月くらいからしかわかりませんが。(←そんなになる前に気づけよって?)

なんか細胞に詳しいと、ただの妊娠も興味深いものになりそうだね。

投稿: 揚巻すし | 2007.01.13 21:01

>夫
 ふぉ・・・フォローありがとう。
 広島はどう?
 さて。並べるって話。私も余りよく覚えてないんだけど・・・、60兆個の細胞だったかなぁ。細胞一個をテニスボールの大きさまで拡大したとき、DNAを一本の鎖状にすると6kmとかになる、みたいなのはうろ覚えですが覚えてたんですが・・・。

>耕士さん
 なぜあやまるの???
 単位を付けなかった私が悪いのです。
 さて、細胞分裂しても、発生段階でアポトーシスを起こす細胞もいますので、どうなのでしょうね。人間の場合、どのくらいまでお腹の中にいると、早産でも生きていけるのでしょうか?そのくらいまでには必要な細胞分裂は進んでいると思うんですけど。何回くらい細胞分裂したら、組織になるのかなぁ。

>揚巻すしさん
 最初の頃の細胞分裂はものすごい早さで進むと思いますが、おそらく安定期あたりの期間は緩やかなんじゃないかなぁ、と思います。毎月胎児の予想体重って教えてもらえるんだよね?その体重からわかんないかなぁ?

投稿: みゅーみゅー | 2007.01.13 17:01

すごく面白いですね、
私、根性がなく、物事を専門にできるほど深く掘り下げられないみたいで、
そのくせ好奇心は強いのでそういう専門家から簡単なたとえ話を使って説明を聞くの大好きなんです。

でも専門家からしてみると、一番厄介な生徒なんでしょうね。。。

みゅーみゅー夫さん、なるほど、そういうことですか。
(なんで二乗?と確かに思いました)
逆に、私としてみたら受精卵は平均すると一ヶ月に5〜6回も分裂してたのね!と思うとすげーなあと感心しちゃいます。
(実際子供がお腹の中にいるのは10ヶ月ではなく8ヶ月半くらいなので。。。)

投稿: 揚巻すし | 2007.01.12 23:04

まぁ、死んで行く細胞もあるし、あんまり分裂しない細胞もあるでしょうから、46回ということもないでしょう。実際のところ10ヶ月間でどれくらい分裂するんでしょうか?

60兆を並べるのは、とっても大きな「6」と「0」と「兆」を並べるとかでしょうか。どれくらい大きいかは、富士山の半分くらいの大きさということですが、長さの比なのか体積比なのか不明だからちょっとわかりませんね。

・・・ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。

投稿: 耕士 | 2007.01.12 22:50

一応,私からいくつか補足させていただきます。

60兆ってのは,標準的な人間の細胞の数が大体そのくらいの数,と言われている数字です。

2の46乗で60兆,というのは,一つの細胞(受精卵)が46回分裂すると60兆個,ということで,たった46回に10ヶ月もかけるなよ,という気分になります。

60兆を並べる,というのは私にも意味がわかりません。60兆個の何か,でしょうか....

投稿: みゅーみゅー夫 | 2007.01.12 21:41

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